栗の点心「朱雀」をめざして小布施までⅡ

小布施堂の宿泊施設「桝一客殿」の栗の点心「朱雀」プランは、朝食付きのプランでした。朝食はメタセコイアの木のもとにあるイタリアンレストラン「傘風楼」で、7:30から11:00までの好きな時間にいただくことができます。朝食の時間にしばられない自由な感じがうれしくて、よりリラックス感がアップ。

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朝食「傘風楼のブレックファスト」は、卵料理、ヨーグルト、スープ、パン、ドリンクといった内容です。

‘小布施産りんごジュース’ ‘シチリア産赤いオレンジジュース’

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‘じゃがいものスープ’

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‘自家製ヨーグルト’ ‘自家製パンと手づくりジャム’

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‘エッグベネディクト サラダ・自家製ロースハム付き’

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‘カプチーノ’

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卵料理は小布施くりのみ園の卵を2つ使用。フリッタータ(イタリアンオムレツ)、スクランブルエッグ、エッグベネディクト、プレーンオムレツ、目玉焼きのなかから一つ選びます。パンは4種類、スコーンは全粒粉使用、またイタリアンレストランらしくフォカッチャもありました。ジャムはブラムリーのジャムとマーマレード。自家製のロースハムがとびきり美味でした♪

朝食後、「栗のアイスクリーム」をテイクアウト。栗の粒がアクセントになった牛乳の風味たっぷりのアイスです。

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傘風楼脇からつづく「栗の小径」。

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そして、こちらが市村家本宅。小布施堂のご主人のご自宅です。今回の宿泊プランの目玉は、この本宅の2階にある特別席でゆったりと栗の点心「朱雀」をいただけるということ。9:00から14:00までの希望する時間を前日に決めておきます。

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心地よい風が通り抜けるお座敷。テーブルは全部で4卓ありましたが、そのとき居たのは私たち一組だけ。これは確かに特別な席でした。

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ほどなくして、待ちに待った「朱雀」登場!「そうそう、これこれ~♪」、写真やTVなどで何度も見た「朱雀」が今目の前に。テンション上がりました^^

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ズバリ、頭の中で思い描いていた以上の美味しさ♪「こういうモンブランを待っていたのよね…」「生クリームとか添える誘惑を断ち切ったのすごいな」などと、勝手な感想を言いながら食べました。

早朝採れたての新栗を蒸して裏ごしした状態のものを、栗餡の上にふんわりと載せてあります。栗餡に入れられたお砂糖以外は、自然の甘さのみ。栗の香り、舌ざわり、うまみが最大限に引き出されています。「またいつか、絶対に食べたい」と思いました。

 

お土産に買った、「味麓庵」の看板商品「福栗焼き」(290円)。

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丸ごと一粒の栗と栗餡を包んだ栗の形の焼き菓子。栗の風味たっぷりのなめらかな栗餡とふんわりした皮が後を引く、満足感のあるお菓子です。

今回の旅行でひとつだけ心残りなのが、絶品パンと言われる「岩崎」の「チェルシーバンズ」を買うのを忘れて帰ってきてしまったこと。今度行ったら忘れずに買ってこようと思います!

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栗の点心「朱雀」をめざして小布施までⅠ

「朱雀という名の世にも美味しい栗スイーツが小布施にある」ということを知ってからというもの、「いつか食べた~い」と思い続けて、ようやく今年その願いが叶いました^^

小布施堂の宿泊施設「桝一客殿」の栗の点心「朱雀」プランは、本宅の特別席で味わう朱雀が1つ付いたプラン。予約したのは6月の終わりですが、朱雀の提供がもうすぐ終わりという10月中旬の先日、やっと行ってきました。

行きは軽井沢に寄り道して、万平ホテルのカフェテラスへ。

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「高原のワッフル」(1,350円)と「りんごの和紅茶」(720円)。

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季節のフルーツがたっぷり盛られたワッフルは、もっちりとした食感だけれど軽い焼き上がり。フレッシュで酸味の多いフルーツと合わせると、重すぎず最後まで飽きずに食べられます。

 

10月になると、青りんご「ブラムリー」の生果の季節はすでに終わっています。高速道路沿いの小布施ハイウェイオアシスでブラムリーのジュース(300円)を見つけたので、飲んでみることに。

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100%果汁なので酸味がすごい!でもそのなかに主張する甘さも感じられて、とてもパンチのあるジュースでした。

場所が分かりづらくウロウロして、なんとか到着できた「桝一客殿」。建物を入った瞬間からお部屋の隅々まで、とにかく随所が凛々しい!こちらではテラス付きのお部屋をリクエストしました。

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お茶請けの「栗むし」は、栗あんと栗の渋皮煮の羊羹。どことなくういろうに似たもっちりした食感で、甘さひかえめ。思わず「もっと食べた~い」と切望してしまう羊羹でした♪

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夕食は付いていないプランのため、同じ小布施町内にある創作豆富料理のお店「まめ家」へ。1,500円のコースを予約してうかがいました。

奴豆富、豆富サラダ、高野豆富の煮物に続いて、三品盛り(コロッケ、春巻、ハンバーグ)。

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クリーミーなソースの豆富ステーキに手づくり豆乳パン。

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五平餅、漬物、汁物、デザートと続きます。

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「1,500円でこんなにたくさん出していただいていいんですか?」と尋ねたくなるくらいの品数。それに加えて、創作力がすばらしい。ちゃんと手づくりというぬくもりとヘルシーさに大満足の献立でした。

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香川特産和三盆糖と希少糖の甘み「讃の岐三 みるくつつみ」

「今年はまだかな~?」と心待ちにしていた、新橋「巴里 小川軒」の「和栗のモンブラン」(600円)。ショップのお隣に併設されているサロン・ド・テでいただいてきました^^

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ブッセのようなふんわりした生地に一粒の栗、少なめの生クリーム、栗のペーストという構成のモンブランは、栗本来の甘さと香りを存分に味わえます。「和栗って美味しい!」と心から思える仕上がり。一緒にオーダーしたアイスアメリカーノ(500円)も香り高く、おすすめです。和栗のモンブランは、栗が美味しい11月までの期間限定販売。

 

この日はモンブランの前に、「コンラッド東京」の日本料理「風花」でランチ。昼懐食「舞」(5,500円)は先附、御椀、口取り長杉板盛り、主菜、白米、味噌汁、香の物、甘味という内容でした。

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甘味は白ごまのペーストを葛粉で固めた「桃源餅」。黒蜜、きな粉、くるみ、イチジクが添えられていました。

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3種類の甘味の中から「一番モンブランとかぶらないものを」と思い、よく分からないまま選びましたが、これが絶品でした♪ぜひどこかの和食屋さんなどで見つけたら、「桃源餅」頼んでみてくださいね。

ちなみにこちらは、コンラッド東京にほど近い「ロイヤルパークホテル ザ 汐留」の日本料理「厨 車屋」。前肴、お椀、造り、焼物八寸、煮物、食事、デザートといった内容のランチ「喜楽」(3,800円)。煮物の粟饅頭が美味でした。

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小川軒の帰りに立ち寄った、香川県と愛媛県のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」。購入したのは、香川「菓子工房ルーヴ」の『讃の岐三(さぬのきさん) みるくつつみ』(5個入 550円)。

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小豆の粒を大きく残した餡を、ミルキーな生地で包んで焼き上げたお饅頭。地元香川の素材にとことんこだわり、特産の和三盆と希少糖で甘みを出しています。

やさしい甘さの餡にミルクの風味が加わって、誰からも好まれそうな味。小ぶりなサイズ感もほどよいです。

お取り寄せスイーツ

ジューシーないちごスイーツ♪オザワ洋菓子店のイチゴシャンデ

いちごが美味しい季節ですね~。でも寒さはまだまだ…。そこで、まずはこんなあったかスイーツからご紹介^^

新宿「中村屋」の高級中華まんじゅう「天成餡饅」(270円)。弾力のある皮にとろっとろの黒ごま入りこし餡、ワンランク上のあんまんです。皮が硬くなってしまうので電子レンジの使用は避け、蒸し器を使って温めます。1個あたり457kcalとハイカロリーなのがちょっと気になりつつも、「たまにはいいよね」と自分に言いきかせながらいただきます♪

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コレド室町2のカジュアルなフレンチレストラン「LA BONNE TABLE(ラ・ボンヌ・ターブル)」のランチ(3,600円)は、プリフィクススタイル。アミューズは新鮮野菜のサラダ。パンはほのかにカラメルっぽい味と香りが漂う、焼き色の濃い天然酵母のパン。前菜はじゃがいものスープに舞茸の泡、ばら肉のベーコン、焼きニョッキ、ほうれん草、ビーツが添えられて。メインはお魚。そして、デザート、ハンドドリップコーヒー、小菓子と続きます。

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絶品のデザートがこちら、「江連農園完熟イチゴのスープにふわふわの綿あめを浮かべて、クレーム・ダンジュ、牛乳のアイスクリーム」。アイスクリームの甘さにも負けない、力強い甘みと香りを持つ完熟のいちご。もうひとつのデザート「熱々!安納芋のスイートポテトを乗せた焼きリンゴ、シナモン香るクランブル、キャラメルのアイス、赤ワインに漬けたレーズン、黒豆きなこのメレンゲ」と、どちらにしようか迷ったあげくの苦渋の選択でした。ちょこっと味見させてもらった焼きリンゴもまた絶品。ちなみに「両方ください!」と言った友人のお会計は、私たちより1,800円高かったです。ということは、ランチのコースのお値段の半分。ランチのお得感をあらためて実感しました。デザートのみの提供はないそうですよ。

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栃木県足利市のお菓子屋さん「虎谷」の「いちご羊羹」。いちごはもちろん栃木県産のとちおとめを使用。いちごの香りとつぶつぶ感をそのままに、あっさりとした甘さに仕上げた羊羹は、かわいいパッケージ入りです。

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本郷三丁目「オザワ洋菓子店」の「イチゴシャンデ(大)」(210円)。丸いクッキーの上にいちごをひと粒のせて、生クリームを飾り、チョコレートでコーティング。

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「家に持ち帰るまでに崩れてしまわないかな…?」という心配をよそに、とっても安定感のあるケーキでした。「クッキーといちご、生クリーム、チョコレートの組み合わせって、絶対相性いいはず」とわかっていても、こんな風に一体化させてしまうとは、驚きのアイデアです。いちごのジューシーさがポイントの、シンプルでさわやかな後口のケーキです。

お取り寄せスイーツ

落雁なのにやわらかい!小布施堂の栗生落雁

先日、いつもお世話になっている「おとりよせネット」さんの、毎年恒例の一大イベント「ベストお取り寄せ大賞2014」に参加しました。今年も食の逸品がズラリ!年を追うごとに内容の濃いイベントになっている気がします。ご準備等とても大変だったことと思います。ありがとうございました。

 

その「おとりよせネット」さんの入居する外苑前のビル近くに、先月オープンしたクレープ専門店「PARLA(パーラ)」。パリの街角にありそうな、お酒に合う大人向けクレープのお店です。

ロイヤルミルクティーとどちらにしようか悩んだ末注文したのは、メニューの一番上に表記してあった「バナナショコラ」(800円)。上質の生クリームとチョコレートソース、フレッシュバナナを焼きたてのクレープ生地で包んであります。ごまかしの無い素材を使用した、想像通りの美味しさのクレープでした♪

一本通りを入って隠れ家風レストラン、こちらもまあまあ近いです。イタリアンの「Buca Junta(ブーカジュンタ)」。

サラダ、パスタ、飲み物付きのランチ(1,200円)。パスタはにんにく、黒こしょう、チーズのカッチョ・エ・ペペ。神谷町「3206」製のオリジナルのバゲットは、2切れで80円という破格値。サラダを付けないランチ(1,000円)もありますが、こちらのサラダはいただく価値大。パスタはシンプルな分余計に技が光って、オススメのお値打ちランチです^^

 

長野の『小布施堂』といえば、缶に詰められた「栗鹿ノ子」が有名ですね。栗鹿ノ子は生クリームと混ぜて栗クリームにしたり、牛乳とシェイクしてドリンクにしたりしても美味しくいただけます。そして、今回ご紹介したいのは生栗らくがんの『くりは奈』。

こちらは、今までの落雁のイ メージが当てはまらないお菓子です。指先でそっとつままないとたちまちホロホロと崩れてしまう繊細さに、しっとりとしたやわらかさを残した口あたり。

栗が本来持っている自然の甘さと香りを、落雁風に四角い小さな型にぎゅっと閉じ込め、乾燥させていない生菓子です。栗の花と同じ黄白色もこだわりのひとつ。その上、型押しするとき付いた「栗」 の字がなんとも風流でいい感じです♪

贅沢にお抹茶を点ててあわせれば、 極上のティータイムが待っています^^