食パン専門店が増えていますが、ここ数年人気で今も人気が衰えないお店と言えば、一本堂または『乃が美』でしょうか…。
乃が美は「生食パン専門店」とうたうだけあって、食パンを買ってすぐは、焼かずにそのままの状態で食べることを推奨。
おいしい食パンというのはトーストしてより一層おいしくなると思っていたので、「生のまま食べるのがおすすめって本当?」と、最初は思いました。
食パンを一本単位で買ったら、思う存分厚くスライスしてトーストして食べるのが、一番おいしい食べ方と思っていたので。
乃が美では、食パンは二斤サイズ(864円)が基本の大きさ。
写真の一斤サイズ(432円)は数が少ないため、予約がおすすめです。
焼かずに食べてみて耳の固さを感じさせないところに、「さすが生食パン!」と思いました。
まるで耳と生地とが一体化したような焼き上がりです。
パン生地は絹織物にでも触れたかのように、ひんやり、しっとり、すべらかな感触。
原材料にマーガリンを使っているのがちょっと気になっていましたが、乃が美のホームページを見ると、その理由についてきちんと説明がありました。
乃が美の食パンの特別な生地感のカギは、マーガリンにあるのかもしれませんね。
そして先日、乃が美の食パンとそっくりな生地感のパンに出あいました!
芦屋が本店で関東にも出店を加速している『PANYA芦屋』の食パン「プレミアム」(750円+税)。
「セレクト」(650円+税)という食パンもあるのですが、こちらのプレミアムの方が人気があるそうです。
大きさはどちらも1.5斤というほどよいサイズ感が、「今度はセレクトの方買ってみようかな~」と購買意欲をかき立てます。