喜久一製菓の手づくりの味「霜ふり」と「揚クッキー」

喜久一製菓の霜ふり

山形県南陽市の食品メーカー「喜久一製菓」さん。昭和に創業して以来変わらない製法と手づくりでお菓子をつくり続けていらっしゃいます。

看板商品の「霜ふり」のパッケージを見て、そうそう昔はみんなこうだったと懐かしく思いました。今だったらきっともっと色をカラフルにして、キャラクターとか描いちゃったりして、小分けにして個包装とかにするんだろうな、なんて想像したり。

霜ふりの名前は、山形の銘柄牛・米沢牛の霜ふりに由来しているそう。同じようにうまみがじゅわっと広がるからだそうです。

そうなんです、軽い食感で確かに口の中でうまみがじゅわっとなります。いつものかりんとうとは違って、サクサクしているので次から次へと手が伸びちゃいます。

喜久一製菓の揚クッキー

喜久一製菓さんのもう一つの人気商品がこちらの「揚クッキー」。

甘くないかりんとうで、洋菓子に近い感じ。ちょっと硬いけど、硬すぎない。絶妙な歯ごたえ。

米油で揚げてあって、油っぽさがあまりないです。

霜ふりの方が人気ですが、どちらかというと揚クッキーの方が好き。

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玉乃舎の長崎島原名物「かんざらし」をお取り寄せ

「玉乃舎」のかんざらし
「玉乃舎」のかんざらし

白玉粉を小さく丸めてつくった白玉団子を、シロップとともにいただく、長崎県の島原名物「かんざらし」。島原の湧水で白玉団子を冷やし、シロップにも島原の湧水を用いてつくられているそうです。

大寒の日頃に原料のもち米をお水にさらして白玉粉をつくっていたので、「寒(かん)ざらし」が語源になっています。

お取り寄せした「玉乃舎」のかんざらしは、常温で保存が可能です。冷やしたいときは、お団子は固くなってしまうので、シロップだけを取り出して冷やします。

お団子が固くなってしまったときは、レンジで数十秒あたためてから流水で冷ますとやわらかさが戻ります。

シロップは、さわやかな香りとあっさりした甘味があります。シロップに使われているはちみつは、島原産のハゼのはちみつ。ハゼの木からとれる希少なはちみつです。

手作業で丸められた小さな白玉団子には、ピンク色の白玉が数個混ざっていて、かわいらしさを倍増させています。

さわやかな香りとあっさりした甘味のシロップは、後味がすっきりしていて、最後まで飽きることがありません。甘いのが苦手な方にもおいしいと言ってもらえそうです。

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九増兵衛餅本舗あらゝ木の蓼科銘菓「九増兵衛餅」

九増兵衛餅本舗あらゝ木の九増兵衛餅

長野県に「御射鹿池」というステキな池があるのをご存じでしょうか。東山魁夷の作品のモチーフになったり、テレビのCMで使われたりしているのを目にして、絶対に一度は訪れてみたいと強く願っていた場所でした。初めて見た御射鹿池は、期待通り緑のグラデーションが池に映る姿が幻想的でとてもきれいでした。

念願の御射鹿池の散策を終えて、近くの蓼科湖まで足を延ばしました。

道の駅ビーナスライン蓼科湖の駐車場に車を停めると、道を隔てた向こう側に、「九増兵衛餅」と看板を掲げた日本家屋が目に留まりました。九増兵衛餅は 「くぞうべえもち」と読みます。

「九増兵衛餅って、一体どんなお餅なのだろう」と気になったので、 お店に入ると、なんと潔いことに商品は九増兵衛餅オンリー。

自宅用にちょうど良い簡易包装の4個入りが一番小さなユニットで、バラ売りはありません。ちょっとしたお土産や贈り物によさそうな箱入りの商品が数多くありました。

小さな長方形をした九増兵衛餅の周りには、 諏訪の特産品の氷餅を細かくしたものがまぶしてあります。お餅の味は、春のヨモギ、夏のシソ(季節よってサクラ)、秋のクリ、冬のクルミの4種類。小さな栗の甘露煮が入っているクリ味が一番好みでした。

九増兵衛餅は天然の素材を使って、色がきれいなお餅。季節を手に取るように感じることができる、特別感のある和菓子だと思います。

信州のお土産品を集めた、茅野駅にある「モン蓼科」さんのサイトからお取り寄せ(カテゴリー:信州銘菓 和菓子) が可能なので、気になる方はぜひ。