館山中村屋(通称なかぱん)は、地元で絶大な人気を誇るカフェを併設したパン屋さん。
ある平日のお昼過ぎにお店に伺うと、パンが一つも残っていませんでした。チキンバスケットに入ると思われる鶏のから揚げ2個入りパックが、かろうじて一つ残っていていたのでそれと、ピーナッツクリーム、ロシアケーキを買いました。
この時点で、なかぱんの人気のすごさを思い知りました。
ピーナッツクリームは大きいのはありましたが小さいのがなかったので、店員さんに伺うと、新しく詰めてくださいました。
人気のバタークリームと迷って買ったピーナッツクリームでしたが、今まで食べたことがない系のクリームで感動しました。空気をたくさん含んでいるので軽くてくどくなく、バタークリームのクセをピーナッツバターがいい意味でかき消してくれていました。これは大きいサイズでもよかったかもと思うくらい、あっという間に食べきってしまいました。
やわらかくてふわふわの食パンやコッペパンにたっぷりのせると、至福のひとときを味わえます。
ロシアケーキってどこか懐かしい感じで、最近はあまり見かけないタイプのクッキーですよね。
ビスケット生地をはじめに焼いて、その上にマカロン生地をしぼりさらに焼き上げたお菓子なので、とても手間がかかっています。なかぱんのロシアケーキのマカロン生地には、落花生が使われているみたいです。千葉のお店ならではですね。
食べたときのガリガリという歯ごたえがすごく、甘さもしっかりあります。ビジュアルがとてもいいわりに、 6個入りが1,057円とコスパ抜群です。
写真中央があんずジャムたっぷりの「コバン」。
右上から時計回りに、ホワイトチョコレートとクルミの「ホワイト」。ミルクチョコレートとクルミの「ヒシ」(ひし形だから?)。あんずジャムとプラムの「プラム」。プラムだけ土台のビスケット生地がココア味になっています。チョコレートとココナッツの「ハート」。マカロン生地全開の「カラコスキー」と並んでいます。
個人的には「コバン」か「プラム」が、ジャムたっぷりで、ザ・ロシアケーキという感じで好きです。
日持ちするので、ストックのお菓子としてもおすすめ。コーヒーだけでなく、日本茶にもよく合うお菓子です。
現在のところオンラインで購入できるのは「ロシアケーキ」のみです。
公式サイト >> 館山中村屋