CAKEaCAKEの米粉100%のクッキー「ほろほろぼうる」

CAKEaCAKEのほろほろぼうる

米粉のクッキーの特徴ともいえる、ちょっとざらざらした舌の上に残る食感があると思います。私自身はこのざらつき感が案外好きなのですが、このざらざらした食感が気になるという方も多いのではないでしょうか。

そんな方にぜひ一度食べていただきたいのが、相模原に工房を構える「CAKEaCAKE」のクッキー「ほろほろぼうる」です。

新潟県産のお米100%の米粉を使用してつくられたクッキーで、お店の一番人気の商品です。粉雪のように口の中でさらさらと溶けていきます。

ほろほろぼうるは、スノーボールにとても似ているクッキーですが、スノーボールは雪の玉という名前のとおり丸い形で、ほろほろぼうるはサイコロのようなキューブ型をしています。

CAKEaCAKEさんは、工房に小麦粉は一切持ち込まないスタイルでお菓子づくりをしているので、小麦アレルギーの方が本当に安心できるお店なのでは…と思います。

ほろほろぼうるはシンプルな素材で添加物もなくつくられているので、罪悪感なく食べることができます。一袋あっという間に食べきってしまうところだけはご注意ください。

プレーンにココアを混ぜたココア入りのほろほろぼうるもあるので、お好みで選んでくださいね。

公式サイト>>CAKEaCAKE

サンポー食品の「三宝だし本家 博多ごぼう天うどん」

サンポー食品の「三宝だし本家 博多ごぼう天うどん」

昔々の話ですが、福岡県出身の友人の家でご馳走になった、福岡の「マルタイ」の棒ラーメンのおいしかったこと。「わ~、九州にこんなにおいしいラーメンがあるんだ」と感動しました。

その後「サンポー食品」という佐賀県のメーカーがつくるカップ麺を食べる機会があり、そのときもまた「わ~九州のラーメンおいしい」と思いました。

「焼豚ラーメン」という名前の商品だったのですが、カップ麺とは思えないおいしさに驚きました。調べると、九州エリアではとても有名で人気があるメーカーさんの看板商品でした。

それから年月が経ち、マルタイのラーメンはご近所でもだいぶ見かけるようになりましたが、サンポー食品の商品に出あう機会はまだまだ滅多にありません。

サンポー食品の「三宝だし本家 博多ごぼう天うどん」は 、40年前に発売された「ごぼう天うどん」を昨年リニューアルした商品。ラーメンのイメージが強かったサンポー食品ですが、うどんもあったのですね。

パッケージが上品な色合いで、高級感があります。れんげの中のスープの色からして、だし感たっぷりな雰囲気が伝わります。

うどんは、ふんわりとふくらんで食べ応えあり。あとのせのごぼう天は、サクサク感がすごくて、ごぼうの香りがほんのりします。

材料にいりこや焼きあごを使用したスープは、薄い色ながらしっかりとだしがきいて、焼きあごの風味がザ・九州の味という感じ。

やはり九州に拠点を置く企業がつくる九州発祥の麺の味は、ひと味違うなと思いました。

公式サイト>>サンポー食品

楽天市場でサンポー食品の「三宝だし本家 博多ごぼう天うどん」を見る

九増兵衛餅本舗あらゝ木の蓼科銘菓「九増兵衛餅」

九増兵衛餅本舗あらゝ木の九増兵衛餅

長野県に「御射鹿池」というステキな池があるのをご存じでしょうか。東山魁夷の作品のモチーフになったり、テレビのCMで使われたりしているのを目にして、絶対に一度は訪れてみたいと強く願っていた場所でした。初めて見た御射鹿池は、期待通り緑のグラデーションが池に映る姿が幻想的でとてもきれいでした。

念願の御射鹿池の散策を終えて、近くの蓼科湖まで足を延ばしました。

道の駅ビーナスライン蓼科湖の駐車場に車を停めると、道を隔てた向こう側に、「九増兵衛餅」と看板を掲げた日本家屋が目に留まりました。九増兵衛餅は 「くぞうべえもち」と読みます。

「九増兵衛餅って、一体どんなお餅なのだろう」と気になったので、 お店に入ると、なんと潔いことに商品は九増兵衛餅オンリー。

自宅用にちょうど良い簡易包装の4個入りが一番小さなユニットで、バラ売りはありません。ちょっとしたお土産や贈り物によさそうな箱入りの商品が数多くありました。

小さな長方形をした九増兵衛餅の周りには、 諏訪の特産品の氷餅を細かくしたものがまぶしてあります。お餅の味は、春のヨモギ、夏のシソ(季節よってサクラ)、秋のクリ、冬のクルミの4種類。小さな栗の甘露煮が入っているクリ味が一番好みでした。

九増兵衛餅は天然の素材を使って、色がきれいなお餅。季節を手に取るように感じることができる、特別感のある和菓子だと思います。

信州のお土産品を集めた、茅野駅にある「モン蓼科」さんのサイトからお取り寄せ(カテゴリー:信州銘菓 和菓子) が可能なので、気になる方はぜひ。